こんにちは!
ところてんです。
(=゚ω゚)ノ
今回は、実際にChatGPTをユーザ登録し、触ってみましたので、その内容を記事として纏めてみました。
ChatGPTとは?
OpenAI社が公開した、AI(人口知能)型チャットボットです。
従来のチャットボットと比較して、様々な分野での質問を詳細に、かつ、人間に分かり易い内容に纏めてくれる、といった特徴があります。
最近ですと、マイクロソフト「Bing」に組み込まれた旨で話題になりましたね。
利用するには?
OpenAI社にユーザ登録する事で利用可能となります。
(無償版は、名前のとおり無償で使えます)
ユーザ登録方法の詳細は割愛します。
※上記ページから「TRY CHATGPT」ボタン押下で進めます。
実際に試してみた
実際に入力した内容の画面ショットがこちら。
ざっくり質問の例
まずは、ざっくり(曖昧な)質問の例となります。
例として「ChatGPTの無償版、有償版を教えて欲しい」旨で質問しています。
(「ST」が人間、緑アイコンが「ChatGPT」)
ざっくりとした質問には、全体像が理解し易い旨の回答を返してくれます。
続けて、有償版のプラン・価格を質問してみます。
すると、ChatGPTの有償版プランをリスト化して回答してくれました。
(価格については、OpenAIの公式ウェブサイトを参照して欲しい旨で回答しており、質問者に確認を促しています)
質問の前後関係も理解できており、「ChatGPT」の文言を入れなくても、きちんと回答してくれています。
専門的な質問の例
お題を変えて、専門的な質問をしてみます。
以下の行うプログラムを教えて下さい。
・言語はPython3を用いる
・メッセージ(開始、終了)を画面、および、ログファイル(C:\\tmp\\result.log)に出力する
・PostgreSQLのDB(postgres)、スキーマ(public)、テーブル(sample_table)を検索(SELECT)し、その結果を一覧に整形し出力する。
ただし、テーブル(sample_table)の項目は以下とする。
・id(SERIAL)、name(VARCHAR)、price(NUMERIC) なお、数値項目は「小数第1位まで、かつ、右揃え」で出力する
上記の条件を満たすプログラムを質問してみました。
※実際に作るプログラム仕様と違って、かなり内容が適当ですが、ご容赦下さい。(あくまでサンプルなので)
ChatGPTの回答は以下のとおり。
ソースコードの生成と、実際に動かす際の補足を回答してくれます。
なお、条件に指定しなかった部分(メッセージ文言など)は、独自に解釈して回答してくれています。
ちなみに、自動生成したプログラムを動かした結果は、以下となります。
(※DB接続先以外は、無編集のまま実行)
〇テーブルデータ(sample_table)
〇実行結果
質問したとおりの実行結果となりました。
では、先ほどの同様に、追加の質問(要望)を出してみます。
上記のプログラムに、以下を追加してください。
・ログメッセージを日本語に直してください
・「PostgreSQLに接続」「テーブルの検索」など、SQLに関連する処理は、別クラスに移動してください。
・例外発生時、ログレベルはERRORで出力できるよう直してください。
ただし、それ以外のログレベルはINFO、または、DEBUGとしてください。
ChatGPTの回答は、以下のとおり。
※途中、長いので省略。
こちらも、要望した内容で回答(修正したコード)を返してくれました。
先ほどと同様、質問の前後関係も理解した上で回答を返してくれています。
また、他の言語に直したい(Python⇒C#等)際も、その旨で直してくれます。
自然な形で、ポーティングしたソースコードを回答してくれました。
非常に優秀ですねぇ
日常会話のやり取り等
最後にオマケ的なノリとして、適当な世間話をChatGPTでやり取りしてみました。
サンプルとして、「回答を可愛らしく」「和菓子の話題」をやり取りしてみました。
人間っぽい会話のキャッチボールが出来ていました。
中身が無い会話(回答に関する肯定)等も、そつなく回答してくれており、その辺り含め非常に良く出来ていると感じますね。
キャラ付けして、会話のキャッチボールするのも面白いかも♪
所感について
ざっくりした質問、詳細な質問、日常的な会話など、非常に幅広い用途で受け答えが可能であり、かつ、回答が分かり易いと感じました。
ただし「回答してくれた内容が正しいかどうか」は、質問者(人間)が確認する必要があります。
※これは、ChatGPTの問題というより、人間同士のやり取りであっても同様で、質問して得られた回答の信憑性は、質問者自身の責任で判断が必要であるという意味です。
要は、回答を鵜呑みしてはいけないという事です。
ただ、非常に汎用性が高く、普段の日常や商用問わず、幅広い利用用途があり、大きな可能性を秘めていると感じました。
まだまだ発展途中だと思いますが、今後も人工知能のニュースが待ち遠しくなりました
(=゚ω゚)ノ
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