【Linux】VM PlayerにCentOS Streamをインストール

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2020/12/08に、今後「CentOS8」から「CentOS Stream」に一本化されるニュースが流れ話題となりました。

CentOSは企業でも利用しているケースもあり、影響が大きいと感じています。

そうなった際、今までCentOSを使っていた企業が「CentOS Stream」に移行する可能性があり、事前に触っておいた方が役に立つのかな、と感じたので、インストールしてみました。

★過去に他のLinuxのインストールを纏めていますので、良ければ、そちらもご覧下さい。

ファイルのダウンロード

公式からダウンロード可能です。

CentOS Stream

今回は、仮想PC(x86 64bit メモリ8GB)にインストールする前提で書いています。

ダウンロード先は、好きな物を選べば良いです。(中身はどれも同じなので、自宅から一番近いmirrorを選択するのが良いかも)

自分にあったISOイメージファイルをダウンロードする。

今回は全部入り(CentOS-Stream-8-x86_64-yyyymmdd-dvd1.iso)を選択。

補足ですが、boot.isoは最小限構成、各種manifestファイルはパッケージ構成が掛かれたファイル(テキストベース)です。

自宅でインストールするなら、boot.isoをダウンロード、インストール後に、必要なパッケージをインストールする方が早いと思います。

全部入りのメリットは、インターネットに繋がっていない(繋げたくない)環境にインストールする場合、パッケージの整合性(※完全に保証されている訳ではない)のトラブルが(気持ち)少ない等、どちらを選ぶかは、臨機応変に選べば良いと思います。

インストール

今回は仮想環境に対してインストールする手順で記載しています。

実機の場合には、適時読み替えてください。

仮想環境構築

今回は「VMware Workstation Player for Windows」を使いました。

「後でOSをインストール」を選択。

※補足ですが、2020/12/27時点だとISO指定だと上手くいかない可能性があります。

(CentOS5以前と表示されたので)

ゲストOSに「Linux」、バージョンに「その他 Linux 4.x(64bit)」を選択する。

※VM Playerのバージョンが上がれば「CentOS Stream」が出てくるようになるかも

仮想マシン名(好きな名前を指定する)、場所(仮想イメージファイルを作成するフォルダ)を指定する。

場所は好きな場所を指定すれば良い。

ディスク最大サイズ(適当な容量)を指定する。

(仮想ディスクを単一にするか、複数ファイルにするか、好きなものを選べば良い

必要に応じて「ハードウェアをカスタマイズ」し、「完了」を押す。

※ハードウェアの初期状態は貧弱(CPU1コア、メモリ768MB)なので、適当に増強した方が良い。

OSインストール

仮想環境を起動する前に環境設定する。

ここでは、CentOS StreamのインストールISOを、「CD/DVD」に指定する。

※なお、ここでも、ハードウェアのスペック(CPU、メモリ)を変更できる。

起動すると、インストール画面が表示される。

VM Playerの場合、Tabキーを押下してオプション文字列を表示し、解像度を指定する。

(ここでは、1360×768を指定する)

tabキーを押した後、「 resolution=1360×768」の文字を入力後、Enterを押す。

boot後にデータチェックが動くので、終わるまで放置する。

チェックが終わると、ようこそ画面が表示される。

使用したい言語を指定して「続行」を押す。

ここでは「日本語」を選択している。

(なお、入力欄に「ja」と入れると、日本語が表示される)

インストール概要が表示される。

「!」マークを解消しないと、「インストールの開始」が選べないので、1つ1つ解決していく。

インストール先

そのまま「完了」ボタンを押す。

(必要に応じて、「データを暗号化する」を選べば良い)

rootパスワード

任意のパスワードを指定する。

ユーザの作成

好きなユーザ名を指定する。

インストール開始

インストールが始まるので、終わるまで待つ。

しばらく待つと、完了画面が表示される。

※この時、なぜか画面が切れてしまっていたので、VM Player側で再起動した。

再起動後、ライセンス同意を行う。

少し待つと、ログイン画面が出てくるので、インストール時に指定したパスワードを使ってログインする。

初期設定

これでインストール作業は完了です!

お疲れさまでした。

まとめ

インストール自体は、CentOSに慣れている人ならスムーズに出来ると思います。

(面倒なのが、インストール時の解像度の指定くらいですかね)

今後、CentOS Streamを扱う機会が増えるか、と言われると、まだよく分かりませんが、今の内に慣れておく方が、導入検討する際にスムーズに行えるのかな、と感じています。

纏めた内容が参考になれば幸いです。

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